脂質の違い^ ^

動物性の脂質はなんとなく身体に悪そうと思っていませんか?

実はそんな事はありません。

動物性脂質と植物性脂質の違いを解説します(^^)

脂肪の種類と構成

脂肪というのは、脂肪酸グリセリンが結合したものです。

グリセリンはどれも共通ですが脂肪酸には色々あり、それにより脂肪の種類に変化が生じます。

脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分ける事が出来ます。

脂肪というのは炭素の原子がいくつも並び、周りを水素原子が囲んでいます。

・飽和脂肪酸 … 水素原子が炭素の周りにくっついた状態になっている脂肪酸 主に動物性の脂肪に多い

・不飽和脂肪酸 … 炭素の周りの水素がところどころ欠けた状態になってる脂肪酸 主に植物性の脂肪に多い

動物性と植物性

昔、動物性の飽和脂肪酸は心臓にあまり良くないと言われていました。

植物性の不飽和脂肪酸の方が身体にも心臓にも良いと言われていたのです。

しかし最近になって、動物性の脂肪を摂っても心臓への問題は無いという事がわかり飽和脂肪酸への汚名は返上されました。

むしろ不飽和脂肪酸の方が心臓にあまり良く無いと言われています。

不飽和という事は飽和していないという状態ですので、酸化しやすいという問題があります。

例えばサラダ油などは酸化しやすい油です。しかし肉の油は酸化しにくい、という事があります。

あと、肉の脂の方が不飽和脂肪酸よりもエネルギーになりやすいということもあるので、動物性の脂肪をやめる必要は決してありませんよ(^^)

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