糖質制限中でも、ある程度のカロリー制限が必要である理由を解説していきます!
糖質制限中もある程度のカロリーコントロールが必要!
カロリー制限やローファットダイエットに比べれば、糖質制限中はカロリーにそこまで神経質になる必要はありません。
糖質を制限することが第一なので、多少摂取カロリーが高くなるのは許容されます。
だからといって、糖質さえ制限すれば無制限にいくら食べても脂肪がつかないというわけではありません!
ダイエットの基本どおり、摂取カロリーが消費カロリーを大幅に上回れば、体脂肪の増加につながります。。
食品のカロリーをざっくり把握しておき、消費カロリーを大幅に超えないように食事量を調整する必要があります。
ただし!カロリー計算を厳密におこなう必要はなく、大体わかっている程度で構いません。
過剰にカロリーを抑えようとして、肉・油などを控えると、脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの必要な栄養素が不足しがちになるので気をつけましょう。
誤った糖質制限では基礎代謝が落ちることもある!
糖質だけでなく脂質まで控えてカロリーを極端に制限してしまうのは、誤った糖質制限です。
例えば野菜サラダ・サラダチキン・卵の白身といった食事は、糖質制限ではなくただの極端なカロリー制限食です。
基礎代謝の量は筋肉の量に比例します。極端なカロリー制限食ではエネルギーが不足してしまい、体内で足りないエネルギーを生み出すために筋肉中のアミノ酸を使ってブドウ糖が作られます。
これを「糖新生」といいます。
その結果、筋肉の分解が進み、基礎代謝が低下してしまうのです!
基礎代謝が落ちると運動時以外の消費カロリーが減るので、よりしっかりとカロリーコントロールをする必要が生じるという悪循環に陥ってしまいます。
糖質制限中の摂取カロリーの目安は?
糖質制限中は、糖質は制限しつつも、必要なカロリーをきちんと摂取することが大切です!
摂取カロリーは普段の5~10%程度減らすのを目安にします。
カロリー制限での減量と同様に、推定エネルギー必要量を目安にするのも良い方法です。
推定エネルギー必要量(kcal/日)は
18~29歳の男性で2,650kcal
女性で2,050kcal
30~49歳の男性で2,650kcal
女性で2,000kcalといわれています!
糖質制限で重要なのは、たんぱく質と脂質を積極的に摂取する事です。
たんぱく質が不足すると筋肉が分解されてしまうため、最低でも体重×2gのたんぱく質を摂取するようにしましょう。
脂質は、総摂取カロリーの60%が目安です!
みなさんも闇雲に糖質制限をするのではなく健康的にしっかり必要最低限のカロリーはしっかりとってダイエットしていきましょう!
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